虫歯治療

虫歯の症例

冷たいものがしみる症状で来院された患者さまの症例

虫歯は、お口の中に存在する細菌が作り出す酸によって歯が溶かされる病気です。初期の虫歯は自覚症状が少ないことが多く、「痛みが出てから歯科医院を受診した」というケースも少なくありません。
ここでは、当院で治療を行った虫歯の症例をご紹介します。冷たいものがしみる、食べ物が詰まりやすいなどの症状がある方は、ぜひ参考にしてください。

来院のきっかけ

今回ご紹介する患者さまは30代の男性です。次のような症状を感じ、当院を受診されました。
・冷たい飲み物を飲むと歯がしみる
・甘いものを食べると違和感がある
・奥歯に食べ物が詰まりやすい
症状は数週間前から感じていたものの、強い痛みではなかったため様子を見ていたそうです。しかし、徐々にしみる回数が増えてきたため、検査を希望されました。

検査と診断

来院後は、まずお口の状態を詳しく確認するために検査を行いました。
主な検査内容は以下の通りです。
・視診(歯の表面の状態の確認)
・レントゲン検査
・虫歯の進行度の確認
検査の結果、奥歯の溝の部分から虫歯が進行しており、歯の内部にある象牙質まで虫歯が達していることが確認されました。いわゆる 中程度の虫歯(C2) の状態でした。
この段階の虫歯は、適切な治療を行えば歯を残すことが可能です。そのため、できるだけ歯を削る量を抑えながら虫歯部分のみを除去する治療を行うことになりました。

当院で行った治療内容

患者さまの歯の状態を踏まえ、次のような流れで治療を行いました。
虫歯部分の除去
まず、虫歯に感染している部分を専用の器具で丁寧に取り除きました。
虫歯治療では、健康な歯質をできるだけ残すことが大切です。そのため当院では、必要以上に歯を削らないよう慎重に処置を行っています。
詰め物(コンポジットレジン)の充填
虫歯を取り除いた後は、削った部分に歯科用の樹脂(コンポジットレジン)を詰めて歯の形を修復しました。
コンポジットレジンには次のような特徴があります。
・歯の色に近く目立ちにくい
・その日のうちに治療が完了することが多い
・歯を削る量を比較的少なく抑えられる
患者さまの場合も、自然な見た目で歯を修復することができました。

治療前の状態

治療前の歯の状態には、以下のような特徴が見られました。
・奥歯の溝の部分に虫歯が確認された
・歯の表面が黒く変色している部分がある
・冷たいものに対する知覚過敏の症状
・食べ物が詰まりやすい状態
虫歯は歯の溝や歯と歯の間など、歯ブラシが届きにくい部分から発生することが多くあります。今回の症例も、奥歯の溝にプラークが溜まりやすいことが原因の一つと考えられました。

治療後の状態

治療後は次のような改善が見られました。
・冷たいものがしみる症状が改善
・食べ物が詰まりにくくなった
・見た目も自然な状態に回復
患者さまからも「違和感がなくなり、安心して食事ができるようになった」とのお声をいただきました。
今回の症例では、以下のような治療スケジュールとなりました。
治療期間:1日〜2日程度
通院回数:1〜2回
※虫歯の大きさや位置によっては、複数回の通院が必要になる場合もあります。

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